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☆FREEDOM!☆ ver 2.0

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またひとつの思い出

お正月三が日も終わり。

そろそろ今年のスタートに向けて

頭をリセットしなくちゃいけません。

ついこの前が大晦日!!だったのにねぇ・・・3日が早い早い。


そんな年末年始。

実は自分自身では、そこまで喜び切れないことがありました。

近所のおばあちゃんが年末に亡くなったんです。

お通夜が1日。

お葬式は2日でした。

‘〇〇のおばあちゃん、亡くなったって!’

そう長女が私の母から聞いてあわてていたのが大晦日。

いや、実は長女は、この近所のおばぁちゃんのことを

すごく気にかけていました。

そして私も。

長女は、下の写真の道を

押し車を押しながら散歩する、このおばあちゃんを見ては

今日も歩いてるね!って言ってました。

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足腰を鍛えるために頑張っているんだなって

よく話していたんです。

夕方私たちが散歩するときに会うこともあって

気持ちとしては、自分のばぁちゃんみたいに感じていました・・・

長女は、曾ばあちゃんって感じかな?

享年93歳。

長生き、って言われるお歳なんでしょう。

私が幼少のころから

‘しょうちゃん!’って声かけてくれて

歳の近い子が、そのうちには居たんで遊びに行けば

よく世話してくれましたっけ。私の。

おばぁちゃんの旦那さんはずっと前に亡くなっていたんですが

そのおじいちゃんのこともよく知っています。

そうですね、

そうなんです。

近所のおじいちゃん、おばぁちゃんは

みんな私に優しく

そして温かい人ばかりでした。

近所の人はみんな仲間であり

だからそんなおじいちゃん、おばぁちゃんは

自分のおじいちゃん、おばぁちゃんに近い気持ちでいられる、


・・・・そうだったんです。


もう・・・そうして、

おじいちゃん、おばぁちゃん、って

私が呼べる人たちは

私が、近所の人たちに対して関心が薄らいだ若いころから亡くなっていき

そしてまた子供のころのように

周囲のおじいちゃん、おばぁちゃんを大事にしたいと思った時には



・・・思い出に変わってしまった人の方が、多くなってました。

そのなかには、私の祖父母も含まれるんですけどね。


でも、もう会うことは出来ない。


今度亡くなったおばぁちゃん。

2年くらい前のこと、他のおばぁちゃん達と座ってお話ししていた時に

私がお茶を持って行ってあげたんですが

その時に‘ありがとうね、もったいない、もったいない’

って言ってくれたのが頭から離れなくって。







お通夜には、私の二人の娘たちも

自分たちから参列してくれて・・・・



いや、それでいいんだよ、ありがとう。

お前たちは大事なことを

自分で理解できたんだね。


きっとパパが、お前たちのころには

同じようには出来なかったと思う。


きっとおばあちゃんは、とても喜んでくれているはずだよ。






あと何回こんな気持ちを・・・

そう思って

それはこれからも続くことなんだと気づく。


周りの人のことを思えば思うほど

痛む回数は増えることにも気づきます。

じゃぁ、気にしなければいいじゃないか?って・・・・



でもそういうのは

やっぱ、いやなんですよね。



知ってる人はみんな優しく


いい人ばかりですから!







2014.01.04





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